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論文

Crystallization process of Fe$$_{80}$$P$$_{20-x}$$Si$$_{x}$$ amorphous alloys

大沼 正人*; 佐々木 修*; 桑野 寿*; 片野 進; 森井 幸生; 舩橋 達; H.R.Child*; 濱口 由和*

Mater. Trans. JIM, 34(10), p.874 - 881, 1993/10

 被引用回数:12 パーセンタイル:69.33(Materials Science, Multidisciplinary)

Fe$$_{80}$$P$$_{20-x}$$Si$$_{x}$$非晶質合金の結晶化過程を電気抵抗測定X線回折測定、中性子回折測定、透過電子顕微鏡観察により研究した。この非晶質合金の結晶化過程は2つに分類でき、X$$<$$6at%Siでは非晶質母相から安定相である$$alpha$$-Fe相とFe$$_{2}$$P相とが直接晶出し、X$$>$$6at%Siでは結晶化初期に2種類の準安定な未知相が晶出した。これらの準安定相のひとつは$$alpha$$-Mn型の構造を持ち、もうひとつは、$$beta$$-Mn型の構造を持つことがわかった。境界組成であるX=6at%Si合金の等温焼鈍による結晶化では焼鈍温度による結晶化過程に違いが見られた。683K、703K、723Kでの結晶化過程では$$alpha$$-Mn型の準安定相が晶出するが、668Kの結晶化過程では準安定相は晶出せずに結晶化過程は進行した。高Si合金でのFrank-Kasper型の配位多面体を副格子とする$$alpha$$-Mn型相と$$beta$$-Mn型相の晶出(あるいは$$alpha$$-Mn型相単独での晶出)は非晶質合金の局所構造に起因している可能性が高い。

報告書

海外出張報告書-米国ブラウン大学化学部における在外研究

河村 和広

PNC TN8600 92-001, 86 Pages, 1992/01

PNC-TN8600-92-001.pdf:4.7MB

米国ブラウン大学化学部Aaron Wold教授の研究室で,噴霧熱分解法を用いシリコン板上に酸化ジルコニウム膜を付ける実験を行い,膜特性を評価した。噴霧熱分解法の特徴は超音波振動で原料溶液を霧化させるため原料の揮発性に関係無く炉内へ原料を供給でき,大気圧中比較的低温(500$$^{circ}C$$程度)で熱分解させることができるとともに緻密で良好な特性を持った各種の膜を作製できることである。本研究では,原料溶液としてジルコニウムアセチルアセトネートのエチルアルコール溶液を使用し,熱分解後シリコン板上で成長した非晶質膜を酸素中で焼成(800$$^{circ}C$$)し,結晶化させた。膜付け,焼成のプロセスを繰り返すことにより厚膜を作製した。原料中の不純物問題,均一な膜付けのための最適条件探し,膜の割れ問題,原料供給部の管閉塞など数々の問題を解決し,最高3$$mu$$mの膜割れの無い均質な膜を作製できた。一年間の研究生活を通して習得した事項としては,1徹底した再現性の確認,2一歩一歩研究を進めていくやりかた,3産業界のニーズをとらえた研究テーマの選定,4論文化を念頭においた実験の進め方,5研究・発表の指導法,6研究コストの認識などがあげられる。材料製造技術としては,膜付け技術を習得することによりバルク材料に無い耐熱性,耐食性をもった材料の開発,廃棄物処理法への適用などを検討できるようになり,幅広い技術分野を見渡せるようになった。また二次出張(米国原子力学会,米国材料学会)では,アクチニド回収・核変換技術開発,処分技術開発の現状を知ることができた。米国で生活して米国を内側から知れただけでなく,日本についても再認識できた。また同じ研究室にいた中国人,韓国人と接することでアジアを知るきっかけともなった。これらの経験を今後の研究開発,生活に生かしていきたいと思う。

論文

Small angle and very-small angle X-ray scattering from amorphous Pd$$_{8}$$$$_{0}$$Si$$_{2}$$$$_{0}$$ before and after cold work

C.K.Suzuki*; 土井 健治; 高良 和武*

Japanese Journal of Applied Physics, 20(4), p.L271 - L274, 1981/00

 被引用回数:12 パーセンタイル:63.64(Physics, Applied)

非晶質Pd$$_{8}$$$$_{0}$$Si$$_{2}$$$$_{0}$$の20%冷間鍜造前後の構造変化をX線小角散乱(SAS),X線極小角散乱(VSAS)により研究した。加工前にSASは40$AA$の長さに相当する位置にゆるい極大を示し、VSAS領域で入射線束のひろがりが観測された。この後者は屈折によるものではなく、散乱に起因するものであることが示された。冷間加工後、SAS強度は減少し、VSASは消滅することが観測された。

論文

Structural changes of amorphous Pd$$_{8}$$$$_{0}$$Si$$_{2}$$$$_{0}$$ with neutron irradiation, with an interpretation in terms of the imperfections in the structure of amorphous solids

土井 健治; 綾野 哲雄*; 河村 和孝*

Journal of Non-Crystalline Solids, 34(3), p.405 - 418, 1979/00

 被引用回数:28

非晶質金属Pd$$_{8}$$$$_{0}$$Si$$_{2}$$$$_{0}$$をJMTRで速中性子照射し、(5$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$n/cm$$^{2}$$$$>$$1MeV)、その構造変化をX線散乱強度及び走査型示差熱分析により研究した。得られた結果は次の通りである。1)照射前に約8$AA$のnangeを持つ短距離秩序が存在するが、これは照射によって殆んど影響されない。2)照射前は構造のゆらぎが殆んど存在しないが、照射後約20$AA$のrangeを持つ構造のゆらぎ(電子密度分布の不均一性)が見出される。3)照射により、ガラス転位点が約10°K上昇する。これらの結果より、照射による構造変化を論じた。特に構造的、熱力学的には「完全非晶質固体」の構造模型を露呈し、照射による構造変化をこの模型より論議したと「記載できることを示した。

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